応用情報技術者試験に3か月で合格した私の勉強方法

資格学習

ブログ運営者
さいとう

閲覧いただきありがとうございます!"さいとう"と申します。わたしは異業種・未経験からIT業界に転職し、現在インフラエンジニアとしてクラウド環境の設計や構築・運用の支援を行っています。


わたしは2024年4月21日(日)に応用情報技術者試験を受験してきました。そして、2024年7月4日(木)正午に合格発表があり、

合格しました!

2月から勉強を始め、およそ3カ月間の計200時間で合格することができました。今回の記事は、応用情報技術者試験に合格したい人向けに、わたしの勉強方法や当日の流れ、アドバイスを紹介します。

この記事はこんな人向け

・試験まで3カ月以上ある
・毎日計2時間の勉強時間を確保できる
・絶対合格したい


応用情報に一発合格

わたしは2024年春の応用情報技術者試験を受験し、合格いたしました。



はじめに

わたしは3カ月間の学習期間で応用情報技術者試験に合格することができました。


この記事では合格のための勉強方法を紹介していきますが、まずはわたしの自己紹介や受けようと思ったキッカケ、勉強期間のざっくりタイムスケジュールを紹介します。

自己紹介

サイドバー用アイコン

わたしはITエンジニアとしてインフラ領域を担当する、インフラエンジニアです。


ITエンジニアになってそろそろ2年が経ちます。前職はスーパーの店長で、ITとは無縁の仕事をしてましたが、30歳を過ぎたタイミングで一念発起し、ITエンジニアになりました。


保有資格は、以下の通りです。

さいとうの保有資格

・LPIC1
・基本情報技術者
・応用情報技術者
・AWS Certified Cloud Practitioner
・AWS Certified Solutions Architect – Associate
・AWS Certified SysOps Administrator – Associate
・AWS Certified Developer – Associate
・AWS Certified Solutions Architect – Professional
・AWS Certified DevOps Engineer – Professional
・AWS Certified Security – Specialty
・AWS Certified Machine Learning – Specialty


応用情報技術者試験を受ける理由

今回応用情報技術者試験を受けようと思った理由は、ITの基礎知識不足を補うためです。もともと非IT業界にいたため、コンピュータサイエンスの基礎知識を持っていませんでした。


しかし、日々の業務の中で、

・ITの基礎知識があればタスクを深く理解できるのでは?
・キャリアップしていくうえで、ITの基礎知識は必須科目では?



と思い、3年目を迎える前に集中して勉強しようと思いました。そして、ITの基礎知識を網羅的に勉強でき、かつ、習得の目安となると思ったのが"応用情報技術者試験“でした。

勉強期間(3か月)の概要

わたしは応用情報技術者試験に合格するために、


およそ3カ月間・計200時間を費やしました



人によっては「多くない?」と思った方がいるかもしれません。わたしは応用情報技術者試験に合格することだけが目的ではなく、その過程で身につく知識の習得も目的です。また、ネットで検索すると、「1週間で合格できた」「試験前に過去問だけやって合格した」とありますが、IT知識を事前に持っていない人には短期間での合格は厳しいです。


応用情報技術者試験に合格するためには、ある程度の期間とスケジュール作成が必要です。わたしのスケジュールを紹介します。


↓おおまかな時間の配分です。

一か月目:午前対策
二か月目:午前対策と午後対策(5:5)
三か月目:午前対策と午後対策(2:8)

試験の概要

exam_ipa_apヘッダー6

応用情報技術者試験とは

応用情報技術者試験がどのような試験なのかを紹介します。


応用情報技術者試験(AP:Applied Information Technology Engineer Examination)は、国家資格である情報処理技術者試験の一つで、中級レベルのIT技術者を対象としています。この試験は、情報処理推進機構(IPA)によって実施されており、ITの実践的なスキルと知識があるかを評価することを目的としています。


中級レベルのIT技術者とは、IPAが発表している対象者と照らし合わせると"ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者“と定義できます。

試験の内容

試験は、主に次の二部分から構成されています。

-午前試験

ITに関する基礎知識や経営戦略・IT戦略を問うマークシート形式の試験です。問われる内容は数学、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーキング、データベースなどのIT基礎知識のほかに、経営やプロジェクト管理、法務など広範囲にわたる知識が問われます。

試験時間9:30~12:00(150分)
出題形式多肢選択式(四肢択一)
出題数80問
解答数80問
独立行政法人 情報処理推進機構 より


-午後試験

実践的なスキルを問う試験で、記述形式の問題が多く出題されます。具体的なケーススタディに基づいて、問題解決のアプローチや設計、評価に関する知識が求められます。使用する知識自体は午前試験で問われる内容ですが、知識を実務に紐づけられているかが重要な試験です。

試験時間13:00~15:30(150分)
出題形式記述式
出題数11問
解答数5問(必須1問、選択4問)
独立行政法人 情報処理推進機構 より


受験資格

特に制限はなく、誰でも受験が可能ですが、ある程度の情報技術に関する知識や実務経験が推奨されます。

試験の難易度や合格率

応用情報技術者試験の難易度に関して、噂では「基本情報技術者試験より簡単」と聞いていましたが、正直言うと「そんなことはない」です。応用情報技術者試験はしっかり難しく、試験勉強や対策をしていないと合格できません。


応用情報技術者試験の合格率は20%台なので、4,5人に1人しか合格しないんですよね


↓令和5年度春期

exam_ipa_ap合格率


勉強の計画とスケジュール

記事の冒頭で、【この記事はこんな人向け】と書きました。

・試験まで3カ月以上ある
・毎日計2時間の勉強時間を確保できる
・絶対合格したい



応用情報技術者試験に合格するためには、ある程度の期間とスケジュール作成が必要です。試験日に焦点を合わせ、余裕のある学習期間の確保と、毎日の学習を継続しましょう。

3か月間の勉強計画

わたしは2024年4月21日(日)に受験をすることを決めた後、2月1日から試験勉強を始めました。そのときに立てた計画が次の通りです。


【ポイント】
・まずは初めの一カ月に午前試験対策として基礎知識を習得
・二カ月目は午前試験と午後試験対策を並行します。
・三か月目は、午後試験対策を重点的にやりつつ、隙間時間で午前試験の勉強をします。

1日の勉強時間

わたしの一日の勉強時間は、


2時間でした

この2時間は、平日・休日関係なく2時間です。継続的に学習するには、日によって勉強時間を増減させるのは悪手です。


例えば、わたしは一日2時間勉強するので、一週間で14時間です。人によっては、平日は勉強せず、休日の土日に7時間ずつ勉強をして、一週間で14時間の場合があると思います。


前者と後者では、記憶の定着率が前者のほうが高いことが科学的に証明されています。あなたもぜひ、毎日2時間こなすようにしましょう。そして、土日も2時間に抑え、他の時間は好きなことをするのがオススメです。

使用した教材やリソース(参考書、オンライン講座、過去問集など)

わたしが応用情報技術者試験に合格するために使用した教材は、次の3つです。

キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年 (情報処理技術者試験)
2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策
応用情報技術者過去問道場


教材の詳しい使い方は、4章で説明します。

【午前試験対策】

キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年 (情報処理技術者試験)
exam_ipa_apおすすめ教材1

試験範囲が網羅されており、参考書兼問題集として使えます。また、この後紹介する過去問道場でわからんかったところを調べるのに役立ちます。



応用情報技術者過去問道場


応用情報技術者過去問道場は「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年 (情報処理技術者試験)」で学んだことの復習としてだけではなく、試験を早く解くことにも慣れることができます。


応用情報技術者試験の午前試験には、過去に出題された問題が数問出題されます。試験問題が80問あり、一問あたり約2分で解く必要があります。すでに知っている問題があることで、たった数分ですが節約することができます。そして、みんなが苦手な数学の問題に長く取り組むことができます。隙間時間にはとにかく過去問道場を周回しましょう。


【午後試験対策】

2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策
exam_ipa_apおすすめ教材2

著者が意図をもって過去問を選定し、解説も充実しているため、試験対策としてだけではなく、実務としても使える一冊です。この参考書を一冊やり遂げるだけで、ITエンジニアの基礎知識や設計などの考え方が身に付きます。



各フェーズの勉強方法

ここからはスケジュールと参考書をどのように活用していくかを具体的に説明していきます。試験対策をしたい方はこの章を重点的に読んでいただければと思います。

一か月目:午前試験対策

一か月目の目標は、

試験の出題内容の把握と基礎知識の習得です。


一か月目の具体的な勉強方法

一か月目に使う教材は「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年」です。わたしは一か月間で「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年」を2周通読しました


わたしの具体的なやり方は次の通りです。


【キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年使い方】

exam_ipa_apおすすめ教材1


・毎日およそ60ページ読む。
 ⇒一カ月で二周するにはおよそ60ページ読み進める必要があります。

・二日目以降は、まずは昨日読んだ60ページをサラッと読み直し、そのあと続きの60ページ読む。
 ⇒記憶を定着させるには、復習が必要です。

・一週目は過去問を解かない。
 ⇒基礎知識がないと問題が解けなく、解けないことでやる気が削がれますので一周目は無視しましょう。

・二周目も同じやり方で通読しますが、付属の過去問を解きましょう
 ⇒参考書を一周したことで、問題文がなにを言っているかがわかるはずです。

二か月目: 午前過去問周回&午後試験対策

二か月目の目標は、

過去問をこなしてアウトプットをする


二か月目の具体的な勉強方法

二か月目は、午前試験対策と午後試験対策を並行して行っていきます。

具体的には、

・午前試験対策として、応用情報技術者過去問道場を利用して過去問を解く
・午後試験対策として、「2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策」を毎日2問ずつ解く。


【応用情報技術者過去問道場使い方】

応用情報技術者過去問道場は直近8回分を目安に、最近の過去問から解いていきましょう。


解く際に注意して欲しいのが、1問目から80問目まで一気に解かないことです。


わたしのやり方は、1問目から10問目まで解いたら、また1問目から10問目まで解き、次に11問目から20問目まで解き、また11問目から20問目まで解く、という10問単位で繰り返し解いていくやり方です。一か月目に覚えた基礎知識のアウトプットとして、過去問道場を利用しますが、復習も兼ねています。


やってみるとわかるのですが、たった10問でも何問か集中して解いていない問題が出てきます。再度同じ10問解いてみると、あれ?こんな問題あったっけ?という問題が2,3問出てくるんですよね。ですので、10問単位で繰り返し解くことをおすすめします。


【2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策の使い方】

exam_ipa_apおすすめ教材2


「2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策」の使い方はシンプルで、最初から最後までまずは解いてみる、です。


ITの資格といえば、選択問題をイメージしますが、情報処理技術者試験は記述式の問題が出題されます。
応用情報技術者試験も午後試験は記述式です。「2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策」を使って、記述式の問題に慣れましょう。


特に気を付けてほしいのが、回答の記述の仕方です


30文字、45文字以内で回答しなさい、という文字制限のある問題が出題されます。文字数結構あるように思えますが、正答として認められるためのキーワードをいくつか盛り込むと、あっという間に文字数を使います。指定された文字数の中で回答できるように、「2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策」で模範解答を学びましょう

三か月目: 試験対策と総復習

三か月目の目標は、

午前問題の仕上げと、午後試験の選択問題の分野選定です

三か月目の具体的な勉強方法

午前問題の仕上げは、二か月目同様に過去問道場を解くだけです。直近8回分実施したら、また最近の過去問に戻って10問ずつ解いていきましょう。


二か月目と違う点は、隙間時間に実施することです。まとまった時間は午後試験対策に充て、残った時間で過去問道場を解くようにしましょう。応用情報技術者試験に合格するためには、午前・午後両方とも6割以上正解しないといけません。時間がないからといって、午後試験をおろそかにするのは愚策です。

午後試験対策で重要なことは、出題分野の選択です。


午後試験では11問出題され、そのうち必須一問と選択四問の計五問回答します。必須の一問は受験者全員が回答しなければいけない問題ですが、残りの四問は自分の回答に自信が持てる分野を選択する必要があります


ここで重要なのが、選択問題は自分の得意な分野ではなく、回答に自信が持てる分野を選択すべきということです。選択できる十問は分野がバラバラで、回ごとに難易度もバラバラです。自分が得意な分野のみ勉強していた場合、その分野が運悪く難易度が高い回だったら落ちる可能性があります


それを回避するために、

11分野あるうちの、5分野以外に保険で2分野多く勉強しておくべきです



ですので、「2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策」を一通り勉強し、自分が得意な分野以外で、とりあえず解けそうな分野を見繕ってください。


必須の情報セキュリティを除き、


全部で6分野あればOKです



わたしは事前の選択のおかげで、なんとか合格することができました。「2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策」を一周し、選択する分野を必須含め7つ決める。選択した分野の「2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策」をもう一度解く、が三か月目の勉強方法です。

【わたしが準備した7つの分野(参考)】

・情報セキュリティ(必須)
・経営戦略、情報戦略、戦略立案・コンサルティング技法
・ネットワーク
・組込みシステム開発
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
・システム監査


試験当日の流れ

試験当日の流れをお話しします。

タイムスケジュール

試験にかかわる当日の具体的なタイムスケジュールを紹介します。

09:10 ~ 09:30試験官が入室し、試験の説明や準備
09:30 ~ 12:00午前試験
12:40 ~ 13:00試験官が入室し、試験の説明や準備
13:00 ~ 15:30午後試験


持ち物リスト

わたしが応用情報技術者試験当日に持って行ったものを紹介します。

【持っていったものリスト】

・受験票
・えんぴつ×3
・シャーペン×3
・定規(受験票に書いてあったので一応)
・消しゴム×2
・替え芯
・はんかち
・ティッシュ
・耳栓、もしくはイヤホン
・昼ごはん


試験中の心構えと時間配分

試験当日の心構えと時間配分のコツを紹介します。

午前試験のコツ

午前試験のコツは、


途中退室と計算問題は一旦飛ばす、です。

応用情報技術者試験では試験開始30分以降から試験終了10分前までの間の途中退室が認められています。ぜひ11時30分までに解き終えて途中退室できるようにしましょう


試験当日の流れを見ていただくと、

09:10 ~ 09:30試験官が入室し、試験の説明や準備
09:30 ~ 12:00午前試験
12:40 ~ 13:00試験官が入室し、試験の説明や準備
13:00 ~ 15:30午後試験


休憩時間が40分用意されていますよね。しかし、実際にはお昼休憩は30分程度です。


なぜかというと、12時に午前試験が終了すると、すぐに休憩ではなく、回答用紙の回収と枚数チェックがあります。この作業におよそ10分程度かかります。また、13時からの試験開始に関しても、およそ20分前に監督官が会場に入室し注意事項などを話し始めます。ですので、お昼休憩は実質30分しかありません。


30分では午前試験からの頭の切り替え、昼食、休憩にはたりませんよね。午前試験は、とにかく11時30分までに終えて、途中退室を狙いましょう。



計算問題は一旦飛ばす、に関しては、計算問題をあきらめろ、という意味ではなく、


最後にまとめて計算しよう、という意味です

過去問をやっている方はわかると思いますが、計算問題は一旦ハマると数分が一瞬で溶けます。この数分失う行為は午前試験を攻略するうえで致命的です。


悪いことに計算問題は80問の前半に集中しているため、計算問題ゾーンを抜けたあとに時計を見てみると、時間が足りなく感じます。そして、焦りが生じて、ケアレスミスにつながります。


まずは計算問題を飛ばして、80問目まで解き終えましょう。この時点で10時30分から11時の間であればベストです。残った時間で計算問題をこなせば、11時30分に途中退室できるかと思います。

午後試験のコツ

午後試験のコツは、


試験開始時点で選択問題4つを決めることです。

やり方としては、まず答案用紙の中からあらかじめ選択しようとした6つの分野の回答欄を見て、前半の回答欄に10文字以内の記述欄、もしくは回答スペースが小さい用語選択問題があるかを確認します。


あった場合、該当の設問を読み、設問の文章だけで回答できるか確認してください


もしすぐに答えがわかるのであれば、その分野を選択候補としましょう。10文字以内の記述問題は、考えて解く問題ではなく、知ってるか知らないかという問題です。知らない、もしくは思い出せない問題に費やす時間は午後試験には一分もありません。この方法で分野を選択しましょう。


上記の方法で選択分野が絞り切れない場合、用意していた分野から自身のある分野を選択しましょう。

【わたしが準備した7つの分野(参考)】

・情報セキュリティ(必須)
・経営戦略、情報戦略、戦略立案・コンサルティング技法
・ネットワーク
・組込みシステム開発
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
・システム監査


【実際に選択した分野】

・情報セキュリティ
・組み込みシステム開発
・ネットワーク
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント

振り返りとアドバイス

さいごに試験を受けてみての振り返りと、アドバイスを紹介します。

合格した時の感想

受験当日の夜に、過去問道場や大手予備校のサイトに午前試験の解答を入力すると点数が出るサービスが提供されます。自分の回答を問題用紙を眺めながら入力してみると、80問中48問正解で6割ピッタリという崖っぷちでした。そんな状況だったため、公式サイトで合格の文字を見たときは小躍りしました。とにかくうれしく、3か月間が報われた気がします。また同時に、次の目標に向けてチャレンジできるという喜びがわきました。

失敗から学んだこと

わたしの点数を見ていただくとわかると思いますが、午前も午後も合格はしたけど、点数は低いです。


目標は基礎知識の習得であったため、点数が低かったのは悔しかったですね。これからも学習を続け、つぎの高度レベル試験ではいい成績を収められるように頑張ります!

これから試験を受ける人へのアドバイス

わたしからあなたに3つのアドバイスがあります。

1. 応用情報技術者試験の勉強には価値がある

長く勉強していると、なんで応用情報技術者試験の勉強をしているんだろう?と考えたり、SNSなどで応用情報技術者試験には価値がないという投稿が目に入ったりします。しかし、合格したわたしにとっては、応用情報技術者試験の勉強と合格には価値があると感じています。まわりの雑音を気にせず、自分の目標に焦点を合わせ頑張っていきましょう。

2. 勉強習慣を身に付けるのにうってつけ

応用情報技術者試験は少し勉強しただけでは合格できません。合格するためにそれなりの時間を勉強に費やすはずです。そして、この継続した学習が今後のキャリアに大きく影響を与えるでしょう。同僚や上司に毎日勉強している人はいますか?だいたいの人は高校・大学で学んだことを消費しながら、経験でなんとかやっています。しかし、継続学習の習慣が身に付いたあなたは、知識を消費することなく、新たな知識を使って日々の業務に向かっていくことでしょう。

3. まだまだできるという自信がつく

わたしは30過ぎてからこんなに勉強するとは思っていませんでした。実際前職のスーパーの社員のときは勉強なんて一切していなかったです。しかし、応用情報技術者試験の勉強をし、試験に合格できたことで、自分はまだまだできるという自信がつきました。

おわりに


わたしは2024年春に応用情報技術者試験を受験し、合格することができました。ITの基礎知識を身に付けることが目的でしたが、試験や勉強方法に苦戦しました。このわたしの経験がお役に立てば幸いです。


わたしが利用した参考書をまとめておきます。



キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年 (情報処理技術者試験)

exam_ipa_apおすすめ教材1




2024 応用情報技術者 午後問題の重点対策

exam_ipa_apおすすめ教材2




わたしは今回の経験を活かし、学習を継続していき、次の目標にチャレンジします。


2025年春 ネットワークスペシャリスト
2025年秋 データベーススペシャリスト
2026年春 システムアーキテクト


応用情報技術者試験を受けるあなたを応援します!

絶対できます!

がんばってください!

参考リンク: 独立行政法人 情報処理推進機構