インフラエンジニア3年目のある一日

コラム

ITエンジニアに転職する方が年々増えてきて、Xでもエンジニアを目指す人たちをよく見ます。


しかし、ITエンジニアと言っても領域が広いですよね。自分がITエンジニアを目指した時は、


プログラマー=ITエンジニアだと思っていました。



しかし、わたしはいま、インフラエンジニアの職に就いています。


この記事では、ITエンジニアを目指す人向けに、インフラエンジニア3年目の一日を書いています。

インフラエンジニアの日常

ある日の一日(タスクが少ない日)

09:00~ メール確認、本日のタスク確認、実績入力
10:00~ 運用手順書作成
12:00~ 休憩
13:00~ 運用手順書作成つづき
17:30~ 退勤


インフラエンジニアは参画プロジェクトやフェーズによってタスクの量がまちまちです。

今回出した例では、テストフェーズが完了し、移行後を見据えて運用手順書を整備している一日のタスクです。出勤したらメールを確認し、念のためその日のタスクを工程表で確認します。その後、一日の終わりに入力する実績表に、先に入力しておきます。


実績を先に入力するのは、その日のタスクにかかる時間を意識するためです。そのあとは粛々と指示されたタスクをこなしていきます。

ある日の一日(タスクが多い日)

09:00~ プロジェクト週次定例
10:00~ メール確認、本日のタスク確認、実績入力
10:30~ 運用スクリプト作成(コーディング)、他メンバーのコードレビュー
12:00~ 休憩
13:00~ 運用スクリプト仕様書レビュー修正
14:00~ 顧客週次定例
15:00~ 顧客週次定例での緊急タスク実施・リスケ対応
17:00~ プロパー社員への報告
18:00~ 小休憩
18:30~ 運用スクリプト作成(コーディング)
22:00~ 退勤


タスクが多い日は、正直自分の仕事ができませんね。


会議が多く、計画にないタスクが振られ、そういう時に限って自身のタスクの締め切りが迫っている。こういう日は、自身のタスクのリスケを念頭に動いた方が賢明です。


わたしはコーディングや調査が好きなので苦ではないですが、家族がないがしろになりますし、プロパーからは無茶してくれる人と認識されて無理な注文がどんどん来ることになります。


タスクが多い日と書きましたが、この一日が2ヶ月くらいは続きましたね。このフェーズが終わった後は、有無を言わさず定時で退勤していました。メリハリが大事です。

振り返り

インフラエンジニアの一日は他の職業と一緒で繁忙期と閑散期があります。しかし、わたしのようにSES企業で働き、設計・構築案件にばかり参画していると、常に繁忙期で息継ぎなしで泳いでいるかのようになります。


未経験からエンジニアに転職しようとすると、SES企業がメインになるかと思いますので、最初はとにかくキツイと思います。


しかし、3年目になると、手の抜きどころやタスクの断り方・伸ばし方、いろいろわかってきて、自分のプライベートを守る術が身についてくるはずです。ぜひITエンジニアへチャレンジしてみてください。