インフラエンジニアへの道:おすすめ資格取得ロードマップ
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閲覧いただきありがとうございます!"さいとう"と申します。わたしは異業種・未経験からIT業界に転職し、現在インフラエンジニアとしてクラウド環境の設計や構築・運用の支援を行っています。
わたしは30代前半に未経験・異業種からインフラエンジニアに転職しました。エンジニアに転職しようとした考えた理由は、年収を上げるためと働き方を変えるためです。
エンジニアになってなにかやりたかったわけではなく、さらに言うとインフラエンジニアという職すら知りませんでした。そんなわたしがインフラエンジニアになるきっかけとなった資格取得についてお伝えします。
【この記事を読んでほしい人】
・収入UPのためにITエンジニアへの転職を目指している人
・ITエンジニアへの転職活動がうまくいっていない人
・年収が300万円以下の人
異業種・未経験からIT業界へ
まずはわたしが異業種・未経験でIT業界に転職した理由と、ITエンジニアという職の中からインフラエンジニアに就いたのかを紹介いたします。
IT業界に転職した理由
わたしは前職、小売業界で働いていました。2つの店舗と従業員40名以上の管理をしており、4年目の年収が300万円でした。上位職になっても年収は400万円ほどで、深夜・土日関係なくお客様や従業員、設備、その他の対応をしなければいけませんでした。
このままこの業界にいても年収が上がらず、やりたいことができないなと感じていました。そして、極めつけがコロナの流行です。コロナが流行り、周りの状況が変わっていく中、自身の働き方や家族について真剣に考えるようになりました。
そして、転職しようと決意し、次の条件を満たす業界に行くぞと決めました。
- できるだけ家族と一緒に過ごせるリモートワークができる
- 給与が高い、もしくは給与の伸びがいい
- 30代未経験からでも参入できる
この3つの条件を満たしつつ、自分に合っているなと感じたのがIT業界でした。IT業界に転職し、2年目の現在は上記すべての条件を満たしています。
- 9:00:18:00の現場にテレワークで就業し、月の残業時間は5時間未満
- 入社時の給与は年収換算で300万円で、2年目の2024年1月現在で500万円
- 30代未経験でも問題なく就業
もしIT業界に転職したいと考えている方は、まずは自身が求める条件を確認しましょう。場合によっては、他の業界にも可能性かがあるかもしれません。
インフラエンジニアを選んだ理由
わたしはクラウド上にバーチャルでシステムを構築するインフラエンジニアです。ITエンジニアといえば、何エンジニアを思い浮かべますでしょうか。
わたしはITエンジニアと聞いて、"ITエンジニア"を思い浮かべました。何を言っているかというと、ITエンジニアの中に〇〇エンジニアがあると思っていませんでした。しいて言うなら、サイトデザインをするWebデザイナーをイメージしていました。
そんなわたしがなぜインフラエンジニアになったかというと、入社した会社がインフラエンジニアを派遣するSES企業だったからです。
SES(システムエンジニアリングサービス)とはソフトウェアやシステムの開発・保守・運用における委託契約の一種であり、特定の業務に対して技術者の労働を提供する契約です。ざっくりいうと、エンジニアの派遣会社です。そして、わたしが入社した会社はインフラ領域特化した会社でした。
ですので、わたしはインフラエンジニアになりたいと思ってなったわけではなく、会社に求められてインフラエンジニアになりました。
ここでみなさんに考えてほしいことが、前節で話した転職に求める条件です。わたしはお金と働き方、30代でもできるが満たせれば、どんなエンジニアでも頑張るつもりでした。
みなさんもフロントエンド、バックエンド、フルスタック、インフラ、などを特に決めていなければ、条件を目安に決めましょう。
ありがたいことに、どのエンジニアでも給与は高くなる可能性を持っていますし、リモートワークはもちろん可能です。そして、30代でも40代でもエンジニアになれます。
インフラエンジニアになるために
わたしは今の会社に入るまでに70社以上の会社を受け、内定をいただいたのが4社でした。今考えれば、もっと早く、もっと多くの会社から内定がもらえたと思います。
みなさんには効率よくインフラエンジニアになっていただきたいので、わたしが今の会社に入る前後にやったことをお伝えします。
結論からさきに言いますと、IT関連資格の取得です。
資格取得と聞くと、「意味がない」や「実務に役に立たない」という意見を耳にします。その言い分は、真っ赤なウソです。自分が努力できないがゆえに他者にも努力してほしくない、上に行ってほしくないという思いから発言している方が多いです。
そして、資格に意味がない、役に立たないかを決めるのは将来の自分自身です。周りの雑音を気にせず、わたしのように資格を取得し、ITエンジニアの道に入りましょう。
資格取得が近道
なぜわたしが資格取得を推すかというと、未経験で異業種から求職してきた人を判断する材料として一番有効だと考えるからです。
IT業界は良くも悪くも実績重視です。実績がないと、ほぼチャンスがありません。
未経験・異業種の方がITエンジニアにるのが難しい所以が、この実績重視の慣習によります。IT業界に転職しない限り、一生実務経験を得ることができない未経験・異業種転職の方はどうすればいいのでしょうか。
その答えが、資格取得です。
これから紹介する資格は、一日二日勉強したくらいでは取得できません。
継続した学習習慣、適度なコンピュータサイエンスの知識が必要です。そして、IT企業の採用担当者は資格を持つ人=ポテンシャルがあると考えます。みなさんもぜひ資格取得をしていきましょう。しかし、IT関連資格はたくさんありますので、私が入社前後に取得したインフラエンジニアに必要な資格を3つ紹介します。
おすすめ資格①基本情報技術者試験
勉強目安期間:2カ月
おすすめ資格②AWS Certified Solutions Architect – Associate (AWS-SAA)
勉強目安期間:1カ月
おすすめ資格③LPIC-1
勉強目安期間:2カ月
資格取得がバロメータ
資格を3つ紹介しましたが、勉強目安期間を見てどう思いましたでしょうか。
もし面倒だなと思ったのであれば、ITエンジニアには不向きかもしれません。
エンジニアは常に勉強です。比喩とかではなく、毎日調べては検証し、を繰り返します。この作業が苦痛の人が当然います。その場合は、他の業界も視野に転職活動するのもありかもしれません。
そういう意味で資格取得は今後エンジニアとしてやっていけるかのバロメータになるかと思います。
まとめと将来の計画
わたしはインフラエンジニアになって1年が経ち、現時点ですでに転職してよかったと思っています。ネットや周りからは「エンジニアはブラックだよ」と言われました。しかし、IT業界の平均給与は他の業界と比べても高いのは確かです。
そして、インフラエンジニア含めITエンジニアは知識と技術を身に付ければ、どこの会社でも生きていけます。エンジニアに転職してみたいと思っている方は、まずは資格取得を目指して、自身がやっていけそうか確認してみてください。
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